ここで温度測定を推奨しているのは究極の狙いで運転テクニックの向上です。
如何に乗り手が考えて危機的状況をクリヤするのにヒントとしています。単に温度数値
だけで覚えても身に付かないと思います。確かに今期の猛暑はH-Dにとって酷な状況ですがそれでも乗る場合も出て来ますから腕を磨くチャンスでしょう。
過日、興味深いデ−タが有ったので公開しましょう。
外気温 35度オ−バ−、路面温度70度の午後2時にシャベルFLのメンテ終えユ−ザ−と
試運転をいつものテストコ−スにて行いました。長いストレ−トを何回か走って貰い
直ぐにヘッド温度計るとF 180度、R190度で驚きました。プラグはきれいに焼けていた
ので110度迄冷ました後 今度は私がストレ−トだけでなく外周コ−スも倍の時間掛けて
走行しました。
すると温度はF R共に 130度でした。ユ−ザ−はスロットル一定のパ−シャル走行が殆ど
でしたが私はメリハリ効かしてワイドオ−プンでした。
同じ条件下でも私の方がオイル循環を強く行っていた結果です。

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